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雑記

インフラのことだったりプログラムのことだったりどうでもいいこと書いたり。要は雑記。

nginxのluaモジュールを使ってみる

インストール

インストールの方法としてopenrestyを使う方法と各ライブラリをひとつずつ用意して通常のnginxに組み込む形があった。 openrestyを使うことが強く推奨とのことですが、今回はnginxに自分で組み込む形にします。 (公式が配布していないnginxを使うということに心理的に抵抗があっただけ。openresty自体はlua-nginx-moduleのメンテナさんが作ったものらしいので、まぁ大丈夫だろうけど)

事前に用意が必要なのが以下

  • LuaJIT
  • ngx_devel_kit
  • ngx_lua

LuaJIT

# cd /usr/local/src
# git clone http://luajit.org/git/luajit-2.0.git
# cd luajit-2.0
# make
# make install

ngx_devel_kit

# cd /usr/local/src
# git clone https://github.com/simpl/ngx_devel_kit.git

ngx_lua

# cd /usr/local/src
# git clone https://github.com/openresty/lua-nginx-module.git

あとはnginxのconfigureオプションに以下を追加すればよいだけ。他のオプションは環境に応じて付与する感じ。

--with-ld-opt=-Wl,-E,-rpath,/usr/local/lib
--add-module=/usr/local/src/ngx_devel_kit
--add-module=/usr/local/src/lua-nginx-module

実際の設定

サブドメインによってproxy先を変更してみる

問い合わせ先はファイルで設定(問い合わせ先をredisとかにすることも可能)

server {
    listen       80;
    server_name  ~^(?<subdomain>[^\.]+).example.com;

    # /etc/nginx/route/settings/$subdomain に記載されているhost:portに対してproxyする
    location / {
        # この環境ではlocalにdnsmasqを立てたので、127.0.0.1を指定。実環境では普通にdnsサーバを指定する。
        resolver 127.0.0.1 valid=30s;

        # 先にproxy_toを定義しておかないと、シンタックスチェックが通らない
        set $proxy_to "";
        # luaの部分
        rewrite_by_lua '
          # サブドメインを引数に内部リダイレクト
          res = ngx.location.capture("/settings/" .. ngx.var.subdomain)
          # proxy先の設定ファイルが存在すれば、proxy_to変数に読みこんだ結果をセット
          # 存在しなかったら404で終了
          if res.status == ngx.HTTP_OK then
              ngx.var.proxy_to = string.gsub(res.body, "\\n", "")
          else
              ngx.exit(ngx.HTTP_NOT_FOUND)
          end
        ';

        proxy_set_header Host $host;
        proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;

        proxy_pass http://$proxy_to;
        proxy_redirect ~^(http://[^:]+):\d+(/.+)$ $1$2;
    }

    # proxyy先設定ファイルを各区人
    location ~ ^/settings {
        internal;
        root /etc/nginx/route;
    }
}

proxy先の設定ファイルは以下のフォーマット /etc/nginx/route/settings/hoge

localhost:8080

上記の場合、「hoge.example.com」にアクセスした場合、proxy先はlocalhost:8080となる。

ちなみになんでRedisじゃなくてファイルにしているかというと、Redis落ちるとサイトにアクセスできなくなるということであり、そうなるとRedisもちゃんと管理しなきゃになり、カジュアルにこの機能を使おうとするとちょっとおおげさかなと思ってでした。

唯一懸念だったのがパフォーマンスだったけど、サイボウズさんですらほぼ影響はなかったとのことなので気にしなくてよさげですしね(もちろん本番に反映するときはちゃんと自分でも検証しますが)

参考